ポリマークレイを使う前に|コンディショングって何?

まずは手と道具をきれいに

ポリマークレイで制作を始める前に、私がまず気をつけているのが、手と道具をきれいにすることです。

というのも、ポリマークレイはホコリが大敵!

特に白いクレイを使っていると、小さなホコリが目立つことがあります。

途中で気づけば取り除くこともできますが、最初からつかないのがいちばんです☺️

作業を始める前には、手をきれいにして、クレイタイルや道具も拭いておきます。

最初に使う道具は、これくらい

私が普段使っている基本の道具です。

▲上から伸ばし棒、クレイを切るための刃、クレイタイル。タイルの下には、滑り止めシートを敷いています。

粘土を伸ばすための伸ばし棒と、切るための刃。そして、作業台になるクレイタイル。

ポリマークレイ専用のカッターもありますが、普通のカッターの刃を使うこともできます。

私は、作業中にクレイタイルが動かないよう、下に滑り止めシートを敷いています。

刃物を扱うときは、手を切らないように気をつけてくださいね。

コンディショニングって何をするの?

ポリマークレイで何かを作ろうと思って、袋から粘土を取り出す。

「さあ、作ろう!」

……その前に、ちょっとだけ準備があります☺️

ポリマークレイは、まず粘土を扱いやすい状態に整えてから使います。

この作業を「コンディショニング」といいます。

少し聞き慣れない言葉ですが、難しいことではありません。

粘土の硬さやその日の状態を見ながら、こねたり、伸ばしたり、温度を調整したり。

「これなら作りやすそう」

という状態にしてあげる、最初のひと手間です。

コンディショニングって、大事です

袋から出したポリマークレイは、そのままでは硬かったり、少し扱いにくかったりすることがあります。

そこで、手でこねたり、伸ばして折りたたんだりしながら、粘土全体をなじませていきます。

コンディショニングをしないまま粘土を曲げると、ひび割れてしまうことがあります。

▲袋から出して、約2mmの厚さにスライスしたクレイ。

▲左はコンディショニング前。そのまま曲げるとひび割れが。右はコンディショニング後。ひび割れず、きれいに曲がっています。

なめらかになって、曲げたり伸ばしたりしやすくなったら、制作開始です。

私は「何分やったら完成」と時間を決めるのではなく、粘土を触った感じを見ながら判断しています。

同じ粘土でも、季節やその日の状態によって感触が違うことがあるんです。


制作を始める前に、粘土の硬さや状態を見ながらコンディショニングしましょう。

少量と多めの粘土では、やり方を変えています


少量のときは、手で少し温めてからこねます。「やわらかくな〜れ」とおまじないをかけながら(^^)

または、伸ばし棒で伸ばして、たたんで、また伸ばす。

これを何度か繰り返していると、少しずつ扱いやすくなってきます。

量が多いときは、私は粘土を5mmくらいにスライスします。

それを伸ばし棒で少し伸ばしてから、ミキシングマシーンへ。

何度か通しながら、粘土全体をなじませていきます。

このときに私が気をつけているのが、折りたたむときに、できるだけ空気を入れないこと。

小さなことですが、作品を作る前の大切な準備のひとつです。

▲量が多いときは、薄く切った粘土を少し伸ばしてからミキシングマシーンに通しています。

冬と夏でも、粘土の状態が違います

ポリマークレイを長く触っていると、季節による違いも感じます。

冬は粘土が硬く感じることがあります。

そんなとき私は、ぬるま湯で少し温めてから、水分をきちんと拭き取って作業することもあります。

それでも硬いときには、クレイソフナーというオイル状のものを少量混ぜることも。

反対に夏は、やわらかくなりすぎることがあります。

特にケインを作るときは、やわらかすぎると形が崩れて扱いにくいので、保冷剤の上に置いて少し冷やすこともあります。

また、紙の上に置いて余分な油分を吸わせる、いわゆる「油抜き」をすることもあります。

ちょっと面倒。でも、ここを越えると楽しい

ポリマークレイを長く使っていて、ときどき思うことがあります。

「このコンディショニングがちょっと面倒だから、ポリマークレイってなかなか広まらないのかな?」なんて😅

袋から出して、すぐに何でも作れるわけではなく、その日の硬さや気温に合わせて、少し粘土のご機嫌を見てあげる時間があります。

私にとってコンディショニングは、正直ちょっと面倒な準備でもあります(笑)。

でも、扱いやすい状態になってしまえば、色を混ぜたり、模様を作ったり、細かな花を作ったり。

そこから一気にできることが広がります。

それでも長く続けているのは、その先にあるポリマークレイの面白さの方が、ずっと大きいからなのだと思います☺️

次は、まずは好きな形を作ってみよう!です。